技術紹介
3Dレーザースキャナー(陸)
陸上に特化した3D計測器
3Dレーザースキャナーとは、計測対象に触れることなく地形や構造物の3次元データを取得可能なノンプリズムの計測機器です。測定対象物にレーザー光線を照射してレーザーが返ってくるまでの時間を測定し、距離を計測します。1秒間に数千~数十万発のレーザーを発射するので、取得されたデータは「点群データ」と呼ばれます。(3次元座標(x, y, z)を取得)弊社ではマルチビーム、ドローンのデータを同時に活用して広範囲なデータを作成することが可能です。
マルチビーム(海)
海中に特化した3D計測機
マルチビーム測深器とは、1度に複数の音響ビームを海底に向け、扇状に発射し、複数の水深を計測することができます。従来は、1本の音響ビームを使って船の真下、測量船が走った航跡上を連続して水深を計測するものでした(音響測深器)。マルチビーム測深機の導入により、海底の測量は線から面の測量へと前進し、海底の精密な地形がわかるようになりました。
マルチビーム(海)の主な業務実績
発注年度 | 発注先 | 業務名・概要 |
---|---|---|
令和2 | 菊池川河川 事務所 |
「令和2年度竜門ダム堆砂測量調査業務」 |
令和2 | 南薩地域 振興局 |
「川辺ダム堆砂量調査委託」 |
令和2 | 北薩地域 振興局 |
「藺牟田漁港県単漁港整備測量委託」 |
令和元 | 鶴田ダム 管理所 |
「令和元年度 鶴田ダム貯水池堆砂測量業務」 |
令和元 | 南薩地域 振興局 |
「枕崎漁港水産流通基盤(特定)整備測量委託」 |
令和元 | 川内川河川 事務所 |
「羽月川河道掘削関連測量業務」 |
令和元 | 十三塚原 土地改良区 |
「令和元年度竹山ダム堆砂量測量調査業務」 |
平成30 | 大島支庁 | 「平成30年度 県営県単治山事業調査測量設計業務委託(勢里地内)」 |
平成30 | 南薩地域 振興局 |
「川辺ダム堆砂量調査委託」 |
平成30 | 北薩地域 振興局 |
「幣串漁港水産生産基盤(一般)整備測量設計委託(2工区)」 |
平成30 | 鹿児島市 | 「管理港湾深浅測量業務委託」 |
平成29 | 大隅地域 振興局 |
「海潟漁港水産基盤機能保全(計画策定)調査設計委託」 |
平成29 | 県漁港 漁場課 |
「奄美地区水産環境整備調査委託(与論沖)」 |
平成29 | 大島支庁 | 「砂利採取調査(深浅測量)委託」 |
平成29 | 鹿児島市 | 「管理港湾深浅測量業務委託」 |
平成28 | 大島支庁 | 「砂利採取調査(深浅測量)委託(嘉鈍沖工区)」 |
平成28 | 北薩地域 振興局 |
「砂利採取調査(深浅測量)委託」 |
平成28 | 鹿児島市 | 「管理港湾深浅測量業務委託」 |
平成28 | 大隅地域 振興局 |
「第12号県単河川等防災測量委託(押切海岸27-1工区)」 |
平成27 | 屋久島 事務所 |
「口永良部漁港水産基盤機能保全(計画策定)測量委託」 |
平成27 | 三島村 | 「平成27年度片泊港災害復旧測量委託」 |
平成26 | 大隅地域 振興局 |
「海岸災害復旧深浅測量委託(柏原海岸外)」 |
平成26 | 大隅地域 振興局 |
「根占港体験型観光等施設設置測量設計委託」 |
平成26 | 屋久島 事務所 |
「安房港港整備交付金測量委託」 |
平成26 | 瀬戸内 事務所 |
「古仁屋漁港強い水産業づくり交付金測量委託」 |
平成26 | 鹿児島市 | 「管理港湾深浅測量業務委託(桜島各港)」 |
平成25 | 屋久島 事務所 |
「第114号宮之浦港県単港湾整備測量委託」 |
平成25 | 指宿市 | 「指宿地域藻場礁整備事業に係る測量設計業務委託」 |
平成25 | 屋久島 事務所 |
「口永良部漁港水産生産基盤(特定)整備測量委託(南防波堤)」 |
ドローン(空)
Matrice600・Phantom4・Mavic2 Pro
上空から地上を撮影し、写真測量や3次元地形データを作成することで使用用途が広がり、通常の測量より作業時間を短縮して安全に作業を行うことができます。年々、災害現場でのドローンの使用頻度が高くなっています。
弊社では異なる3機種を所有しております。上空より現地状況の確認等が行えるため、よりわかりやすい資料の作成が可能です。また、Matrice600を飛行させることにより、広範囲の三次元データの作成、オルソ画像の作成をすることができます。Matrice600は高性能なシステムを搭載し撮影を行います。このシステムは標定点の設置が困難な箇所でも、高精度のデータが取得できるため、現場作業の安全管理、作業時間短縮等に繋がっております。
業務表彰
表彰・感謝状
弊社が業務において発揮した技術力が、お客様より高く評価いただき表彰や感謝状を受けましたのでご紹介します。
表彰
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令和4年7月
国土交通省九州地方整備局
川辺川ダム砂防事務所長表彰
「川辺川管内砂防設備設計業務」 -
令和3年8月
国土交通省九州地方整備局
鹿児島国道事務所長表彰
「令和元年度国道226号北十町地区物件調査等業務」 -
令和3年8月
国土交通省九州地方整備局長表彰
「令和元年度国道226号北十町地区物件調査等業務」 -
令和2年10月
鹿児島県
姶良・伊佐地域振興局建設部長表彰
「第1号県単交通安全施設整備(整備系)測量設計委託(内工区)」 -
令和2年8月
国土交通省九州地方整備局
鹿児島国道事務所長表彰
「平成30・31年度鹿児島国道事務所管内道路防災点検設計業務(共同設計業務)」 -
令和2年8月
国土交通省九州地方整備局
八代河川国道事務所長表彰
「平成30年度芦北出水道路(水俣~県境)補償説明等業務」 -
令和元年10月
鹿児島県農政部長表彰
「畑地帯総合整備事業(担い手支援型、一般) 外俣地区 委託30-2」 -
平成28年10月
鹿児島県
鹿児島地域振興局建設部長表彰
「戸崎漁港県単漁港整備設計委託」 -
平成28年7月
国土交通省九州地方整備局長表彰
「平成27年度東九州自動車道(細山田外)補償説明等業務」 -
平成26年7月
国土交通省九州地方整備局長表彰
「平成25年度矢部川大規模災害関連泰仙寺地区外補償説明業務」
感謝状
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平成29年3月
国土交通省国土地理院長
「平成28年熊本地震に伴う三角点改測 熊本第4地区」 -
平成27年7月
鹿児島国道事務所
「一般国道10号鹿児島維持出張所管内の歩道の緑化および清掃」
年月 | 表彰者 | 対象業務名 |
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平成22年 12月 |
霧島市長 | 「農地・農業用施設災害 測量設計」 |
平成22年 11月 |
霧島市長 | 「木之房第三配水池 測量設計」 |
平成21年 8月 |
鹿児島市長 | 「赤水展望広場 測量設計」 |
平成21年 6月 |
霧島市長 | 「農免農道整備事業 霧島中央地区 測量設計」 |
平成18年 6月 |
奄美市長 | 「農免農道 知名瀬トンネル工事 測量設計」 |
有資格者数
自分たちの仕事に自信を持つ。
萩原技研のプロフェッショナル。
私たちの日々の暮らしを支える道路や橋、川あるいは公園などが萩原技研のフィールドです。こうした社会生活基盤の整備は、どんなに時代が変わろうとも必要不可欠なもの。そのフィールドで自分の力を発揮できるのは私たちにとってかけがえのない誇りでもあります。作家や画家あるいは音楽家などが自分の手掛けた作品を目の当たりにしたときに感じる充実感には格別のものがある、とよく耳にします。何もこの満足感は芸術家だけのではなく、ものを作ったりする製造業、あるいはサービス業に従事する人だって同じことです。これは私たちとて同じこと。休日に家族や友人たちと出掛けたとき、ふと私たち自身が手掛けた道路や橋、公園などに遭遇すると自然と顔がほころぶんです。誰かに自慢したくなる、話したくなるんです。まるで少年が描いた夢にたどり着いたときのように…私たちは、いつまでもいつまでもそんな純粋な心を持ち続けながらこの仕事に携わっていきたいと思っています。
建設コンサルタント関連の資格
保有資格等名称 | 保有者数 | |
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技術士 | ||
総合技術監理部門 | 5名 | |
建設部門(道路) | 5名 | |
建設部門(河川、砂防及び海岸・海洋) | 3名 | |
建設部門(港湾・空港) | 1名 | |
建設部門(土質及び基礎) | 2名 | |
建設部門(鋼構造及びコンクリート) | 1名 | |
建設部門(都市及び地方計画) | 2名 | |
建設部門(鉄道) | 1名 | |
農業部門(農業土木) | 1名 | |
農業部門(農村環境) | 1名 | |
森林部門(森林土木) | 1名 | |
衛生工学部門(廃棄物管理計画) | 1名 | |
建設部門(施工計画、施工設備及び積算) | 1名 | |
上下水道部門(下水道) | 1名 | |
RCCM | ||
道路 | 8名 | |
河川、砂防及び海岸・海洋 | 4名 | |
港湾・空港 | 1名 | |
土質及び基礎 | 3名 | |
鋼構造及びコンクリート | 4名 | |
農業土木 | 8名 | |
上水道及び工業用水道 | 2名 | |
下水道 | 1名 | |
建設情報 | 1名 | |
農業水利施設機能総合診断士 | ||
2名 | ||
農業土木技術管理士 | ||
9名 | ||
畑地かんがい技士 | ||
6名 | ||
一級土木施工管理技士 | ||
24名 |
補償コンサルタント・建築関連の資格
保有資格等名称 | 保有者数 | |
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補償業務管理士 | ||
土地調査部門 | 14名 | |
土地評価部門 | 6名 | |
物件部門 | 9名 | |
機械工作物部門 | 7名 | |
営業補償・特殊補償部門 | 7名 | |
事業損失部門 | 8名 | |
補償関連部門 | 6名 | |
総合補償部門 | 3名 | |
土地改良専門技術者 | ||
2名 | ||
一級建築士 | ||
2名 |
測量・用地調査関連の資格
保有資格等名称 | 保有者数 | |
---|---|---|
測量士 | ||
34名 |
この他にも有資格者は多数!詳しくは有資格者一覧PDFをダウンロードください
技術指導
出前講座
国土交通省が推進するi-Constructionの取り組みについて、マルチビーム測深器やドローン、3Dレーザースキャナー等による測量方法の技術指導を行っております。学生に向けた新技術の出前講座を行っています。
技術指導の主な業務実績
実施年度 | 学校名 |
---|---|
令和2年度 | 南陵高校 |
令和2年度 | 球磨工業高校 |
令和2年度 | 鶴翔高校 |
令和元年度 | 鶴翔高校 |
平成30年度 | 鶴翔高校 |
平成29年度 | 鶴翔高校 |
平成28年度 | 鹿児島工業高校 |